2015年09月06日
泣ける子供に
幼児期は別として、
記憶のある限りでは、人前で泣けない子供やった。
母子家庭で頑張って働いている母のことを思い、
「泣いたら、心配をかけるねん」と思い込んで大人になった。
昨夜は久しぶりに、ラ・セーヌさんで遊ばせて頂いて、
(今宵の夕飯)
「やっぱり、好きや・・・」(音の集まりが)
そんなことを考えていたら、寝られなくなって、
寝不足のまんま朝になったら、
婆ちゃんが風邪からの発熱。
「しんどいねん」
はいはい、行きますから待っててね。
買い物をしてから行って、冷蔵庫に適当に食べやすそうなものを入れてきた。
白血病になってから免疫の落ちている義弟。
歳と共に、弱くなってくる婆ちゃん。
昨日、スーパーのチラシで目についたカニを買ってきたけれど、
「身」は、ほとんど無くて、
香りを楽しむ程度で終わった。
そりゃまぁ、お値段がね、安いもんね。
素直に、泣ける人間に育ちたかったと思う。
嬉しい時も、悲しい時も。
小学校の二年生くらいの時に、
ちょっとしんどいと泣く女の子が居た。
「気分が悪い」「吐きそう」「「どこかわからないけど、しんどい」
とにかく泣いて、先生に訴える。
子供心に、
「しんどいからっちゅうて、泣いてどないすんねん?」って思ってた。
その気持ちを引きずったまま大人になって、
まだまだ素直には、泣けそうにない。
泣ける子供に育って欲しいなと、小さいのんを見ていると思う。
感情を、そのまま表せる時期があるべきやと思う。
そして、大人になってから、
「泣いてもいいか?」
「ここは、がまんせにゃ」の判断をしたらいい。
ウチの中では、絶対的に父ちゃんの方が涙もろい。
涙を流すことで、浄化出来ることがいっぱいある。
どうぞ、子供たちへ。
泣きたい時に、泣ける大人になりなさいね・・・と、祈る。