2017年07月07日
先生と呼ばれ慣れて
昆布水とカツオのお出汁だけで、
冬瓜を炊く。
この子、誰かが下ごしらえだけしてくれはったら、
毎日でも食べたいねんけど・・・
小松菜を柔らかい目に茹でて、
練り胡麻で、和えた。
豆もやしを湯がいて、
お酢をタラタラ、お醤油ポトン、胡麻油をテンテン。
お魚の、
煮つけ。
会社の帰りに、酒屋さんに寄ってきた父ちゃんの、
おみやげ。
自分はエライんだ!と思っている人が、
「こんな人たち」と、言いはったんやて。
こんな人たちの生活を守るのが、仕事やんねぇ。
若い頃から、チヤホヤされて、
「先生」「せんせい」と呼ばれてはったんやろう。
「先生」と呼ばれることに慣れたら、
口調まで変わる。
(キタヤマオサムさんが、時々そんな口調になるのが、残念・・・)
教師をしていた姉は、退職して3年経って、
やっと教師口調で喋らなくなった。
「先生」って魔法みたいな呼び方。
言われ続けたら、感覚が・・・ねぇ。
私は、「こんな人たち」の一人。
それだけ。
お口直し(お目直し?)に、
いとおしい、今日の収穫。